大石産業(3943)はじっくりじっくり。

株日記
02 /19 2018
本日(2/19)の日経平均株価:22149.21(+428.96)

今日の日経平均は3日続伸。終値で22000円台を回復しました。東証1部の97%の銘柄が上昇しVIXも低水準に。ただ、まだドル円が106円台と予断を許さない状況。今晩のアメリカ市場の休場で明日はどうなるでしょうか?



今日の注目銘柄:
大石産業(3943)


【基本情報・指標】
市場:福証1部
株価:2279円
時価総額:106.3億円

PER:9.8倍
PBR:0.7倍
ROE:7.4%
EV/EBITDA:4.3倍
自己資本比率:64.1%
配当利回り:2.2%
優待利回り:0.4%(100株)

◇優待内容

権利月:3月
100 株~999 株 1,000 円分のクオカード
1,000 株以上 3,000 円分のクオカード



【ビジネス】
総合包装資材メーカー。緩衝材(パルプモウルドなど)と梱包材(フィルム・紙袋・ダンボールなど)の両輪。パルプモウルド国内首位。樹脂フィルム高シェア。

パルプモウルドはシェア55%で国内首位だが、あくまで2強でシェアを分け合う形。パルプモウルド自体は環境負荷の少ない緩衝材として注目されているが、大きさや重さの点で紙やプラスチックなどより輸送コストがかかること、生産(リサイクル)コストが高いことが難点。

工場は子会社を合わせると国内7、マレーシア2。中国は赤字で撤退したが、アジアへの海外展開は今後も続けていくよう。



【業績】
ここ数年は増益傾向。売上は横ばいです。経常利益率は1割弱まで上昇しています。

2/2に開示された3Qはイマイチ。通期業績の下方修正も発表しています。原材料費や電力料の増加が要因だそう。



【財務】
財務はかなり良さそう。現預金+売掛金>負債合計です。有利子負債も少。



【キャッシュフロー】

ここ数年のCFは良い感じです。ほぼ毎期、大きなフリーCFが出ています



【配当】
ここ数年は連続増配中。「連結純資産配当率(DOE)1.5%以上を目安」とのことです。



【優待】
2/16にクオカードの優待が新設されました。利回り的には大したことはありませんが、優待銘柄・昇格候補としてピックアップされることは増えるでしょう。



【チャート】
長期のチャートを見るとリーマンショック後はかなり長い間横ばい。その後、16年末から一気に急騰しています。

ここ半年くらいは1900~2400のレンジでしょうか。やや上昇トレンドっぽく見えますが、出来高が少ないのでなんとも言えませんね…。



【カタリスト】
①主力であるパルプモウルドの環境負荷の少なさが注目される
②市場の指定替えによる注目度アップ(直近に優待新設で可能性あり)



【同業他社比】
パルプモウルドのもう1強、「日本モウルド工業」は非上場。他の包装資材関係の企業はPBRは同程度ですが、PER10倍割れは昭和パックス(3954)とここくらい。利回りもここが高めです。


【コメント】
元々、割安でそこそこの利回りのある収益バリューとして知られていましたが、今回の優待新設で一気に昇格候補へ名乗りを上げました。まだ指標的にも割安で、利回りはそれほどでもありませんがじっくり保有したい銘柄です。

ビジネス的には為替の変動や古紙の価格高騰がリスク。主力のパルプモウルドも拡大傾向とは言えない状況ですが、業績はまずまず好調なので下値の心配はそれほどないかと。




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加藤バネ男

株主優待や高配当の銘柄が大好き。 薄く広く銘柄を所有し、塩漬けにするのが得意(^ω^)