ダイオーズ(4653)はいい減益?

株日記
03 /19 2018
本日(3/19)の日経平均株価:21480.90(-195.61)

今日の日経平均は続落。先週末の米国市場はまずまずの値動きでしたが、国内は森友問題で内閣支持率が急低下、ドル円も再び105円台へと円高が進むなど東京市場にはネガティブな材料が多かったようです。FOMCも迫っているため、それまで様子見と言うこともあるのでしょうか。



今日の注目銘柄:ダイオーズ(4653)

【基本情報・指標】
市場:東証1部
株価:1219円
時価総額:163.8億円

PER:16.5倍
PBR:1.3倍
ROE:9.7%
EV/EBITDA:4.4倍
自己資本比率:67.6%
配当利回り:1.6%
優待利回り:?

◇優待内容

権利確定月 9月

コーヒー
300株以上 100杯分
1,000株以上 200杯分



【ビジネス】
純粋持株会社である(株)ダイオーズ及び子会社8、関連会社6を有する企業グループ。日本とアメリカのオフィスコーヒー事業が柱。オフィスコーヒーでは国内首位級、アメリカ3位(西海岸1位)

国内ではトータルオフィスサービスでミネラルウォーター、お茶、掃除などコーヒー以外も売り込む。アメリカはオフィスコーヒーに特化しシェア拡大を最優先。東海岸や内陸部に進出し全米一位を目指す。

中国・韓国・台湾・マレーシア・シンガポールにも進出。アジアのオフィスコーヒー事業の開拓を進める。


【業績】
ここ数年は連続増収。ただ利益面はやや停滞気味。経常利益率は6~7%ほどか。

2/14に開示された3Q決算はまずまず。2Qに比べてやや持ち直しましたね。ただ3/15に通期予想の修正が発表されました。売上は増額ですが先行としにより利益面が減額。悪い内容ではないのですが、さすがに売られましたね…。



【財務】
財務は問題なし。現預金+売掛金>負債総額です。有利子負債も少なめ。



【キャッシュフロー】
CFはまずまず。営業+投資-は定着していますが、フリーCFはそれほど出ていません。M&Aや設備投資にかなり積極的。



【配当】
配当は毎期20円前後。配当性向にすると3割ほどか。



【優待】
優待はダイオーズらしくコーヒー。3単元以上ですので注意。



【チャート】
長期のチャートでは2013年ごろから上昇トレンド。月足では良い感じの押し目に見えますね。

ここ2ヶ月ほどは明らかな下降トレンド。すべてのDMAが下向きかつ株価がその下という…「落ちるナイフ」ですね。



【コメント】
ストック型銘柄としてピックアップ。指標的にはやや割高~フェア?財務・CFまずまず、優待配当はそれなり。直近の下落でチャートはひどい形になっています。

今期来期の業績は円高や先行投資で悪くなりそうですが、ビジネスモデルにはなんら影響はなさそう。元々投資やM&Aに積極的で、ストックビジネスなのでこういう時期に拾うのはありかも?




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加藤バネ男

株主優待や高配当の銘柄が大好き。 薄く広く銘柄を所有し、塩漬けにするのが得意(^ω^)