データ・アプリケーション(3848)は全銀EDIでPSTNマイグレーションがどうとか。

株日記
04 /04 2018
本日(4/4)の日経平均株価:21319.55(+27.26)

今日の日経平均は3日ぶりに小幅反発。前夜の米国市場は大きく反発、為替は1ドル=106円台とやや円安になるなど東京市場には追い風。ただ、米中貿易摩擦に対する警戒感は依然として根強く、上値の重い展開でした。



今日の注目銘柄:データ・アプリケーション(3848)

【基本情報・指標】
市場:JQS
株価:1975円
時価総額:73.2億円

PER:15.4倍
PBR:2.3倍
ROE:15.0%
EV/EBITDA:8.8倍
自己資本比率:79.6%
配当利回り:1.1%
優待利回り:―




【ビジネス】

企業間・企業内システム連携のためのデータ交換ミドルウエアの開発販売保守を手がける。EDIミドルウェア市場におけるシェアは17年12月末時点で約38%とトップ。

18年12月稼動予定の全銀EDIシステムにも対応。固定電話網のIP網への移行による需要増も期待できる。



【業績】
ここ数年の業績は増収増益。経常利益率も25%ほどと高いです。

2/2に開示された3Q決算は良かったと思います。利益面での進捗率が高く、上方修正も期待できるのでは?メンテナンス部門の売上が伸びているのも心強いです。



【財務】
財務は全く問題なし。現預金だけで負債総額の約4倍…。ちょっとキャッシュ持ちすぎな感じも。



【キャッシュフロー】

CFは全く問題なし。フリーCFは毎期確実に出ています。ここ2期は投資CFがマイナスですが、これは有価証券の償還や定期預金の戻入なのでOK。



【配当】
配当は増配傾向か。配当性向にすると2割に満たないので少なめ。これだけキャッシュがあるのならもうちょっとほしいところです。



【優待】
なし。



【チャート】
長期では2016年夏あたりから上昇トレンド。2015年につけた2700円付近が当面の目標になるでしょうか。

ここ2ヶ月ほどは上昇トレンド。25・75日線がサポートのような形ですね。



【コメント】

割安好業績銘柄としてピックアップ。業績はまずまず、財務・CFは問題なし。配当は少なめでチャートは上昇トレンド、と言う感じです。

今後確実に伸びるであろうEDIのミドルウエアでトップ。売上におけるメンテナンスの比率が高く、ストック性も高そう。全銀EDI対応やPSTNマイグレーションなど追い風も。…と、特に悪い点は見当たらないのですが、個人的にはこういう分野は難しいのでちょっと及び腰です(^^;)




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加藤バネ男

株主優待や高配当の銘柄が大好き。 薄く広く銘柄を所有し、塩漬けにするのが得意(^ω^)