アールビバン(7523)は溶岩とラッセンがアレ

株日記
08 /28 2018
本日(8/28)の日経平均株価:22813.47(+13.83)

今日の日経平均は小幅ながら6日続伸。前夜の米国市場が堅調だったものの、上海がやや軟調、為替もそれほど動かず。日経平均が節目の23000円手前まで上昇したこともあって、利確の動きが目立ったでしょうか。売買代金も久々の2兆円超え。夏枯れもそろそろ終わりと行きたいですね。



今日の注目銘柄:アールビバン(7523)

【基本情報・指標】
市場:JQS
株価:730円
時価総額:113億円

PER:5.6倍
PBR:0.8倍
ROE:13.3%
EV/EBITDA:12.4倍
自己資本比率:53.1%
配当利回り:4.1%
優待利回り:?




【ビジネス】
版画などアート作品の店舗・催事販売が主。作品購入代金の融資やフィットネス事業も。「タラサ志摩ホテル&リゾート」は譲渡予定。

クリスチャン・ラッセンなどで有名なアート販売は、有名アーティストの高単価な版画などを展示販売するスタイル。その際の購入代金も子会社のローンへ。近年は「アールジュネス」や「軸中心派」などでは若者向けのイラストレーター作品も扱う。

フィットネス事業ではホットヨガスタジオ「アミーダ」が好調で出店加速。今期は25店舗出店予定。出店2年後には黒字化を見込む。



【業績】
ここ数年は増収傾向、利益は横ばいでしょうか。経常利益率は1割以上を維持。

8/10に開示された1Q決算は良かったと思います。前年同期比で増収増益。ただ、経常利益以下は子会社のデリバティブ取引(指数先物)での利益約3億円が乗っかっていますね…。



【財務】
財務はまずまず。流動比率は200%ほど、現預金+売掛金>負債総額です。有利子負債はそこそこありますが、自己資本比率も高いですし、金融もやっているのでこんなものかと。



【キャッシュフロー】
CFは結構バラバラ。債権や貸付、借入金などを多く扱うためかなり不安定な印象です。



【配当】
配当はここ数年は30~40円。記念配や特別配ばかりでよくわかりませんね…。配当性向にすると毎期かなり高めです。



【優待】
優待は自社のホテル券。…でしたが、今期は手放したのでほかの優待を検討中だとか(四季報より)。



【チャート】
長期では2013年ごろから上昇トレンド。5年ほどトレンドは変わっていませんね。

ここ4ヶ月ほどは650~720くらいのボックスでしたが、直近で上抜け。このまま上昇できるでしょうか?



【コメント】
高利回り銘柄としてピックアップ。業績・財務まずまず、CFは謎という企業です。志摩のホテル優待がなくなったのは残念。

絵画商法とそのローンで儲ける手法が嫌いな人も結構多いでしょう。だからこそ真似されにくく、利益率も高いのでしょうね。近年はホットヨガに力を入れているようで、出店を加速するようです。しかし溶岩ヨガとはいったい…?

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加藤バネ男

株主優待や高配当の銘柄が大好き。 薄く広く銘柄を所有し、塩漬けにするのが得意(^ω^)