真夢ホールディングス(2362)は配当がアレ。

株日記
01 /18 2019
本日(1/18)の日経平均株価:20666.07(+263.80)

今日の日経平均は3日ぶり反発。前夜の米国市場がプラス、為替も1ドル=109円台を回復するなど東京市場には追い風が吹きました。



今日の注目銘柄:真夢ホールディングス(2362)

【基本情報・指標】

市場:JQS
株価:802円
時価総額:628億円

PER:14.6倍
PBR:4.7倍
ROE:31.85%
EV/EBITDA:8.3倍
自己資本比率:54.6%
配当利回り:4.4%
優待利回り:1.2%(300株)

◇優待内容

権利確定月 9月

株主優待ポイント付与

300株以上 3,000ポイント
400株以上 4,000ポイント
500株以上 5,000ポイント
600株以上 6,000ポイント
700株以上 8,000ポイント
800株以上 10,000ポイント
900株以上 12,000ポイント
1,000株以上 15,000ポイント
2,000株以上 20,000ポイント




【ビジネス】
建築現場への施行管理技術者派遣が主力。子会社では製造業やIT系へのエンジニア派遣なども。

実作業をする単純労働者ではなく、施行管理士の派遣が主。マネジメント業務が主なので利益率も高い。顧客社数は1600社以上と特定企業に依存していない。六本木ヒルズやあべのハルカスなど有名建築物も受注しており実績は充分。

子会社は夢テクノロジーなど7社。こちらは人材不足のさらに進むITエンジニアの育成などを進める。更なるM&Aも模索。

中計では更なる人材の積極採用&育成を勧め、21年度売上762億円、営業利益100億円を目指す。



【業績】
ここ数年は、ややぶれはあるものの増収増益基調。経常利益率も1割前後で推移しています。

11/14に開示された本決算は良かったと思います。事前に修正はありましたが前年比で大幅な増収増益。今期予想も1割以上の増収増益となっています。



【財務】
財務は全く問題なし。現預金>負債総額です。いいね!



【キャッシュフロー】
CFはややばらつきはありますが営業CFは毎期+。配当金の支払額が莫大のが気になりますが…。



【配当】
配当はここ数年は35円固定。15~17年度はタコ配だったのですが、ようやく解消。財務もいいので減配の心配もそこまでしなくていいのかなと。



【優待】
18年9月に新設。プレミアム優待倶楽部です。配当も併せると結構な利回りに。



【チャート】
長期で見ると2012年ごろから大きく上昇。昨年から大きく調整していると言う感じです。

ここ4ヶ月ほどは綺麗な下降トレンド。直近は下げ止まりの感もありますが、まずは25日線をしっかり上抜いてほしいところ。



【コメント】
割安好業績・高配当銘柄としてピックアップ。業績・財務良し、CFまずまずといった感じです。この業績の伸びで、配当も高いというのが魅力的ですね。

シクリカルと見られがちな人材系ですが、この企業のメインである建築業界は、公共事業やインフラ更新需要などでしばらく大丈夫そう。

問題は「人材会社も人が足りない」と言われるほどの人手不足ですね。ここは単純r労働の派遣ではないのでスキルアップも必要ですし、優秀な人材の確保・育成がこれからも出来るのかどうか…。中計の数字も大幅な増員を見越したものなので、計画倒れにならないことを祈ります。

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加藤バネ男

株主優待や高配当の銘柄が大好き。 薄く広く銘柄を所有し、塩漬けにするのが得意(^ω^)